ちー坊は久しぶりに一人でタクシー
に乗ることに。嫌だなぁー、でも仕方ない・・・。
雨の降るなか傘を差し、シートの清潔さなど気にせずドアを開け
サッと乗り込んだ。
ビビッてる気配を見せず、うんっ、我ながらなかなかスマートだ。
行き先を告げた後、メーターを下ろしてもらい、ヒンディ語で『前進・左右・止まれ』と補足して、支払い時は料金表の提示を求めればほとんどはトラブルはないと信じて・・・。
しかし、始めは全く気がつかなかったのだが・・・、
居たのですよ・・・、先客がぁっ

うわぁー、どうしよう?!相乗りだよっ


小柄な彼等は行儀良く、きちんとシートに座り、無駄口はゼロ。
全然気がつかなかったよー。
と・こ・ろ・が。
そのうち、彼等はブレーキのタイミング毎に動く空気に反応してはしゃぎだした。賑々しく、激しく!!
最高レベルの嫌悪感を抱いたちー坊が、
『ギャオウッ!!こっちくるな!!』と叫んでも聞く耳持たず。
彼等ッ、まっすますごっ機嫌な様子

もうこうなったら出て行ってもらおうと、窓を全開にして追い出そうと、ちー坊は手足をバタバタと動かした。
狭い車内、大柄な身を駆使して、ご乱心状態、超高速でね。
ドライバー、振り向いて真顔でビビッっていたっけ。ケっ

が、彼等は振り落とされぬよう要領良く、またもやシートにおとなしく着席というより、しがみついたのだ。
そうねぇ〜、20匹位いたな、ハエ。
それにしても奴ら、なかなか乗り慣れた様子だったなー。
背もたれとか天井じゃなくて、何故にシートに居座っていたのか?!
そこに痛く感心



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